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おはようございます。

お盆が過ぎ、少し暑さも和らいだようですが、まだまだ残暑は厳しいみたいです…

今年のお盆の最終日、檀家でもある地元の吉祥寺の万灯会に行って来ました。

お寺一面にロウソクが灯されて、とても素敵な情景でした。

この、万灯会のいわれ…は、灯明の炎を仏様に供えると煩悩･罪障を除く功徳があると説かれています。

そのような功徳のある灯明1万個を、仏前に供えて供養することにより、滅罪生善を祈る法会のことを万灯会と称し、奈良時代より行われてきました。

また諸々の願い事を書かれた紙を一緒に置き、灯明の光の中でお参りをし、祈ります。

灯明の数は1万個には足りませんが｢万｣という文字を｢たくさん｣という意味にとって、万灯会と称してあるそうです。

現在全国の多くの寺院にて行われています万灯会は、滅罪という元々の意味だけでなく、特に盆の行事として行われています。

それは、迎え火･送り火の習慣があるように、灯明の炎には亡くなられた方の霊が宿ると考えられ、御先祖さまが帰られて灯明の炎に宿られているので、先祖供養になると考えられているからです。

我が家も｢家内安全｣を、この灯明に照らされた境内でお祈りして参りました。